国民年金第1号に加入の方は、保険料を翌月末日(納付期限)まで納める必要があります。納付方法はさまざまあり、選択することができます。
- ●納付書(現金)で納付
- ◎毎月の保険料を翌月末日(納付期限)までに納めます。
日本年金機構から送付される納付書で、全国の銀行、郵便局、農協、漁協、信用組合、信用金庫、労働金庫、コンビニエンスストアで納めることができます。
※利用できるコンビニエンスストアは、納付書の裏面に記載されています。
- ●口座振替で納付
- ◎振替開始希望月の前々月までにお申込みください。
口座振替なら指定した口座から自動的に保険料が引き落され、納付のたびに金融機関に行く必要がなく、納め忘れを防ぐこともでき、たいへん便利です。
◇早割(当月末日振替)にすると月々50円割引、1年間で600円お得です!
通常の口座振替の振替日は翌月末日ですが、早割(当月末日振替)にすると1カ月あたり50円の割引があります。(例:4月分の保険料を4月末日に振替)
◇手続は役場、年金事務所、金融機関で行うことができます。
◇手続に必要なもの
【役場・年金事務所】
・国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書
・年金手帳または納付書
【金融機関】
・国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書
・預(貯)金通帳
・預(貯)金通帳届出印
※早割を希望される場合、初回のみ2カ月分の保険料【前月分+当月分(50円割引)】が振替られます。
- ●前納で納付
- ◎前納とは、一定期間分(2年分、1年分、6カ月分)の保険料を前もってまとめて納めることです。
保険料をまとめて前もって納めると、保険料が割引されます。口座振替での納付希望の方は受付窓口にて手続を、納付書での納付希望の方は前納用の納付書で納めてください。
なお、口座振替で「前納」されると、現金納付による「前納」よりも割引額が多く、お得です。
※6カ月分の前納は、4月分から9月分までの保険料を当年4月末までに納め、10月分から翌年3月分までの保険料を当年10月末までに納めます。口座振替の場合は、それぞれ4月末または10月末に振り替えます。
※1年分の前納は、4月分から翌年3月分までの保険料を当年4月末までに納めます。口座振替の場合は、4月末に振り替えます。
※2年分の前納は、4月分から翌々年3月分までの保険料を4月末に振り替えます。
※現金払いでの前納は、6カ月分、1年分以外でも、ご希望月から翌年度末までの納付が可能です。この場合、専用の納付書が必要となりますので、年金事務所へお問い合わせください。
◇令和3年度 保険料の前納による割引額について◇
納付方法 | 金額(1年あたりの金額) |
割引額 |
---|---|---|
2年前納 | 383,810円※ | 2年で14,590円 |
1年前納 | 195,780円(195,780円) | 1年で3,540円 |
6カ月前納 | 98,850円(197,700円) | 半期810円(年1,620円) |
月々支払 | 16,610円(199,320円) | − |
※月々払い(令和3年度保険料16,610円×12カ月)+(令和4年度保険料16,590円×12カ月)=398,400円から割引額14,590円を差し引いた金額です。
◎2年度分、1年度分、6カ月分(令和3年4月〜9月)の現金前納のお支払は令和3年4月末日まで
◎6カ月分(令和3年10月〜令和4年3月)の現金前納のお支払は令和3年10月末日まで
→金融機関・郵便局・コンビニの窓口にて、前納用の納付書を添えてお支払いください。
※前納用の納付書は、4月上旬に郵送する納付案内書につづられています。
※2年度分前納用の納付書はコンビニでは使用できません。
納付方法 | 1回あたりの 納付額 |
割引額 | 2年分に換算 した割引額 |
振替日 |
---|---|---|---|---|
2年前納 | 382,550円 | 15,850円 | 15,850円 | 4月末日 |
1年前納 | 195,140円 | 4,180円 | 8,360円 | 4月末日 |
6カ月前納 | 98,530円 | 半期1,130円 (年2,260円) |
4,520円 | 4月末日 10月末日 |
当月末振替 (早割) |
16,560円 | 50円 | 1,200円 | 当月末 |
翌月末振替 (割引なし) |
16,610円 | − | − | 翌月末 |
◎令和3年度分2年前納、1年前納、6カ月前納(4月〜9月分)の申込み締切日は令和3年2月末日です。
◎令和3年度分6カ月前納(10月〜翌年3月分)の申込み締切日は令和3年8月末日です。
・すでに口座振替で前納されている方は再度の申込みの必要はありません。ただし、1年前納から2年前納への変更など、振替方法を変更される場合は、再度お申し込みが必要です。
・令和3年4月中旬に届く「国民年金保険料口座振替額通知書」で実際に口座から振替される金額を確認し、預金残高にご注意ください。残高不足で口座からの振替ができなかった場合は、次の振替日までの間、割引がない翌月末振替になります。
※振替日が休日の場合は翌営業日に振替されます。
※割引額は年利4%の複利現価法によって計算した額です。
- ●インターネット等で納付
- ◎パソコンや携帯電話を利用して、インターネットで納めることができます。
金融機関とのインターネットバンキングの契約が必要となりますので、ご利用の金融機関にお問い合わせください。
- ●クレジットカードで納付
- ◎希望する場合は、年金事務所へお申込みください。
クレジットカード納付では「早割」は利用できません。また、1年前納・6カ月前納は現金納付の割引額と同じです。
【関連リンク】
日本年金機構のホームページでは、国民年金制度の内容やメリット、保険料の納付方法や免除の手続きなどをわかりやすく動画でご案内しています。ぜひご覧ください。
○日本年金機構ホームページ「国民年金の加入と保険料のご案内」
この記事に関するお問い合わせ先